会員の皆様へ
本学会の前身である生体パーオキサイド研究会は生体成分の過酸化と生理機能の理解を深める目的で1993年に発足し、これまでに18回の研究会を開催し、基礎から医学臨床までの幅広い分野間での情報交換の場を提供してきました。しかし、時代の変化とともに当研究会事業の確実な推進のためには、研究会名称を「生体パーオキサイド研究会」からより具体的な「日本過酸化脂質・抗酸化物質学会」に改めて、学会の存在を広く研究者の皆様に知って頂くとともに、
会員制の学会として、新たにスタートすることとなりました。この新名称につきましては、現在国内に過酸化脂質研究を標榜する会がないこと、脂質過酸化に対する抗酸化物質の機能解析への社会からの要請が大きいことからこのようにいたしました。
本会は会員相互の交流を深めることにより過酸化脂質と抗酸化物質及び食品成分や生理活性物質の機能性に関する研究の進展を図る事を目的としています。当分野の研究に関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
日本過酸化脂質・抗酸化物質学会
会長 宮澤陽夫
2011年12月8日